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IT監査資料集
ガイド3:継続的監査
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概要
組織は財務的損失や増大したリスクをもたらす顕著なエラー、不正、非効率性に継続的にさらされている。法的環境の変化、ビジネスのグローバル化、業務改善への市場からのプレッシャー、ビジネス形態の激しい変化によって、コントロールが効果的に機能し、リスクが軽減されていることに対する、より適時かつ継続的なアシュアランスを行うことへの要求が高まっている。こうした要求はCAE(内部監査部門長)とそのスタッフにより大きなプレッシャーを与える。
継続的な監査を行うことで、コントロールとリスク評価をより高い頻度で自動的に行うことができる。テクノロジーはこうした取り組みを可能にする鍵である。継続的な監査を行うことで、監査の方法は、業務のサンプルに対して行う定期的なレビューから、業務全てに対する継続的監査テストへと変更される。これは近代的な監査においてどの段階についても重要なものである。
この「継続的監査:アシュアランス、モニタリング、リスク評価への影響」は内部監査部門長が継続的な監査によって、テクノロジーを効果的に利用するために必要なことを識別する助けとなり、また今後より一層注目すべき領域を指し示している。この継続的監査のガイダンスの内容は、エラーと不正の事例を顕著に減少させること、業務効率性を拡大させること、コスト削減や過払いと収益漏れの削減により、決算を改善させること等であり、組織に利益をもたらすものである。