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監査監督機関国際フォーラム(IFIAR)恒久的事務局の東京誘致について

2015/08/28, 2016/10/26改訂

一般社団法人日本内部監査協会は、2017年に開設が予定されている監査監督機関国際フォーラム(IFIAR)の恒久的事務局を東京に誘致すべく、金融庁及び公認会計士・監査審査会が立候補したことを、内部監査の立場から強く支持いたします。

成長著しいアジア・オセアニア経済圏においては、今後、適切な規律付けを行うためにも監査の質を向上させていくことが不可欠であります。わが国は、古来地理的にも文化的にも西洋と東洋をつなぐ架け橋を担ってきており、日本を基軸として経済の健全性向上に取り組んでいくことは理にかなったものと解されます。加えて、首都・東京は、世界規模のインフラが整備され、高水準の教育を受けた労働者を擁する等、国際組織の事務局を受け入れるための基盤が整っております。また、東京の国際金融センターとしての地位確立を目指す日本では、事務局設置後も各方面から様々な支援を受けることが可能であります。こうしたことから、IFIARの恒久的事務局が東京に設置されることは、グローバル経済にとって大変有意義なものであると考えます。

IFIARの恒久的事務局が東京に設置されたならば、その設立・運営に向けて当協会としても協力して参る所存です。

【追加情報】IFIARの常設事務局の東京設置が決定

2016年4月19日から21日にかけてロンドンで開催された、監査監督機関国際フォーラム(International Forum of Independent Audit Regulators;IFIAR)の本会合において、IFIARの常設事務局を東京に設置することが決定されました。
IFIARは、2006年9月に設立された監査監督上の連携及び協力を目的とした国際組織であり、公認会計士・監査法人等を監督する51か国・地域の当局で構成されています。
日本からは、金融庁及び公認会計士・監査審査会が参加しています。当該誘致に関しては、当協会からも支持を表明しておりました。詳細につきましては、公認会計士・監査審査会の ウェブサイト をご覧ください。

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