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システム監査学会 第35回研究大会のご案内
システム監査学会では、来る6月11日(金)にオンライン(Zoom形式)による第35回研究大会を開催いたします。
統一論題:デジタル変革時代のシステムと監査
〜デジタル社会のトラスト、レジリエンス、サステナビリティへの貢献〜
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による世界的な危機は、一方で私たちの社会生活や経済活動のデジタル変革を大きく加速しています。組織とインフラストラクチャ、およびそれを支える情報システムのトラスト、レジリエンス、サステナビリティは、ポストコロナの新しい経済構造、成長モデルへの変換を目指すデジタル変革の重要な課題です。
我が国のデジタル変革は、経済成長だけでなく、社会課題の解決や自然との共生を目指すSociety5.0、国連が掲げるSDGs(Sustainable Development Goals)の達成を目指すものとされており、具体的には、書面・押印・対面取引のデジタル化に向けたトラスト基盤の確立、サイバー・フィジカル・セキュリティ確保のた めのソフトウェア管理手法の検討、サイバー攻撃等に対して企業活動をすばやく回復させるレジリエンスへの取り組み等が進められています。
今回の研究大会では、このような背景を踏まえてデジタル変革への課題について検討し、この課題にどのように取り組んでいくべきか、そしてシステム監査はどのような貢献をすべきなのかについて議論を深めたいと思います。
また、本学会 研究プロジェクトおよび専門監査人部会の成果報告と研究成果(一般公募)の発表を行い、多様なシステム監査の展開について議論をさせていただきたいと思います。
本学会会員のみならず情報システム、情報セキュリティ、リスクマネジメント、内部・外部監査などの領域において理論と実践に携わっている関係各方面の方々のご参加をお待ち申し上げております。詳細は会員サイトよりご確認ください。