CIAフォーラムからのお知らせ

「企業文化(カルチャー)監査」に関するアンケートのお願い

2024/05/14

時下ますます御清栄のこととお喜び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。さて、CIAフォーラムz8「企業文化(カルチャー)に対する監査手法の研究会」は、以下を目的として2020年4月より活動し、4年になります。
「先行研究や実際の事例の検証などを通じて、企業文化(カルチャー)に対する監査の実施に必要な条件や、成功要因等を明らかにすることで、「 企業文化(カルチャー)に対する監査手法 」における新しい洞察を提供すること。」
※当フォーラムでは、「企業文化」とは、企業の経営層(取締役や上級マネジメントなど)が、全ての従業員に身につけて欲しいと考えている共通の価値観(仕事上の意思決定の際の優先順位など)、もしくは既に従業員自身が持っている共通の価値観(同上)と定義づけています。

これまで当フォーラム活動において、2021年に日本内部監査協会の正会員並びに個人会員様にアンケート並びにインタビューを実施し、その結果を月刊監査研究2022年7月号に「企業文化に対する監査の現状と考察」として掲載いただいたところです。
企業や団体の活動における事件や事故、不祥事は、近年においても発生しており、その分析の中で組織風土が原因として取り上げられる事例も多く見受けられるところです。

また、IIAオーストラリアによる「リスクカルチャーの監査ー実務ガイド」の公表やその訳文の紹介(月刊監査研究2022年4月号掲載)、IIAによる「カルチャーの監査(原文題名:Auditing Culture)」の公表(月刊監査研究2022年10月号掲載)など、企業風土と監査について記した文献も着実に増えております。こうした状況を踏まえ、我々内部監査部門においても企業・組織風土を内部監査のテーマとして検討・実施するケースは、前回アンケート時にはまだ回答企業の5%にとどまっていたものの、年々着実に増えてきているのではないかと推察するところです。

そこで当フォーラムでは、前回アンケートの実施から3年を経過していることから、改めて日本内部監査協会各会員様にアンケート調査を実施し、企業文化に関する監査の取り組みの変化や課題について考察することといたしました。

企業文化の監査を実施されている会員様、企業文化をテーマとして監査されてなくとも、個々の監査の中で企業文化に関する洞察を行っておられる会員様、今後、同監査の実施をご検討されている会員様など、皆様からのご見解を広く伺わせていただけますと幸甚でございます。
なお、アンケート結果は、後日、当フォーラムの成果物として会員各社にフィードバックさせていただく予定ですが、本アンケートの情報で会社や個人を特定できるような形式にはいたしません。お忙しいとは存じますが、ご協力の程よろしくお願い申し上げます。


回答期間

2024年5月14日〜2024年6月30日


回答方法

内容をご一読の上、こちらからご回答ください。
(※フリーコメント欄の入力可能文字数は最大4,000文字です。)

ご回答いただきました内容については、アンケートの調査・分析にのみ利用させていただきます。
会社名・お名前は回答の識別に利用いたしますが、公表は行いません。


調査結果

後日、ホームページ等で公開いたします。


<< 記事一覧に戻る