CIAフォーラム研究会

監査実務監査手法 e31

地区 東京
研究会名 地域密着型企業のリスクに寄与する内部監査研究会
座長 有泉 勝也 氏(株式会社小田急ビルサービス)
テーマ    本研究会は、特定地域に事業・拠点が集中する「地域密着型企業」が直面する特有のリスクについて、内部監査の視点から体系的に分析し、対応策を検討・共有することを目的として設立する。
   近年、地震や台風等の自然災害に加え、地域経済への依存、人材確保の困難、規制・政策の変動、地域社会との関係悪化、地域特有の慣習と一般的慣習との乖離といったリスクが顕在化している。こうしたリスクは、地域に密着する企業にとって事業継続の根幹を揺るがす要因となり得る。
   一方で、地域貢献を企業理念やパーパス、ミッションに明記し、地域社会を重視することをガバナンス構築の背景とし、結果として企業価値の向上が図られている好事例も多数見受けられる。
   内部監査は、これらのリスクを適切に評価し、内部統制やガバナンスの観点から組織に有効な助言を行う重要な役割を担っている。本研究会では、内部監査人同士が知見を持ち寄り、地域密着型企業が抱えるリスクに関する最新動向やベストプラクティスを共有し、監査実務に反映させるための情報交換と研究を行う。
目標成果
  • ①地域密着型企業が直面する主なリスク領域ごとの内部監査上の着眼点整理(自然災 害、人材、経済依存、規制、レピュテーション等)
  • ②内部監査におけるリスクアセスメントおよび内部統制評価の手法の整理と実践的なチェックリスト作成
  • ③企業のガバナンス強化に資する内部監査の貢献モデル提示
  • ④成果を報告書・ガイドライン等の形で取りまとめと、必要に応じての公開
活動方法 ◇スタート時の活動イメージ
  • ①個々のメンバーの体験・経験等のメンバー間での共有化
  • ②上記�,�ら共通店などを確認し、攻めどころ(スコープを当てる項目)の候補を絞り込む
  • (上記について発足から1から2年程度)
◇メンバー相互の理解が進んだ後
  • ③目標の設定(報告書・ガイドライン作成等の方向性)
    以降必要に応じて、下記の活動を行う。
    • 定期的なオンラインおよび対面による研究会の実施(年6回程度)
    • 会員による事例共有・ケーススタディの討議の実施
    • 会員数により業種別・地域別等の小グループに分かれたテーマ別研究
    • 会員以外の当該事業従事者を招いた講演・意見交換の実施
    • 年度末に活動レポート等を作成
    • 研究成果の整理と成果物の発信
備考 ◆地域密着型企業の対象
特定の地域に拠点を置き、当該周辺エリアを主たる事業対象として活動しているもの拠点については、地方都市、大都市は問わない
主たる事業展開エリアは、拠点周辺の都道府県程度のもの
◆対象とする業種・業態
特に問わない。(例:小売業、サービス業、飲食業、医療・福祉・介護関連、教育関連、建設業、住宅関連、不動産関連、運輸・物流、観光・地域振興、清掃・メンテナンス、他)

参加要件
  • 地域密着型企業に勤務している、またはそのリスクに関心を有する内部監査実務者とその経験者
  • 監査業務を通じて地域リスクやBCP、ガバナンス等の課題に取り組んでいる方
  • 自らの経験や知見を積極的に共有し、他の会員と建設的な議論ができる方
  • 業種・企業規模を問わず、多様な視点での議論に貢献いただける方
自由意見欄

   地域密着型企業のリスクは、単なる災害対策にとどまらず、経営基盤全体にかかわる重要な課題である。そのため、内部監査が果たす役割は極めて大きく、多様なステークホルダーとの連携や現場感覚を踏まえた実践的なアプローチが求められる。
   本研究会が、内部監査人が地域に根差したリスクに的確に対応できる力を養う場となることを目指し、多様な業界・地域からの参加を期待している。

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