CIAフォーラム研究会

その他 z10

地区 東京
研究会名 内部統制における「不作為リスク」の評価
― 問題認識後の判断・対応・検証・是正サイクルの実効性 ―
座長 杉山 拓也氏
テーマ 内部監査部門は経営のパートナーでなければならない。特に内部監査部門長は経営管理やリスク管理のスペシャリストとして、社長に経営目標の達成に資するアドバイスを与える存在となり、そのためにも部門の地位の向上を志向すべきである。そのために具体的に何をしたらよいのか。監査の成功は監査技術以外に起因するという元IIA国際本部のChambers CEOの名言を実証し、ソフトスキルが監査の質の向上と監査部門の地位向上に貢献することを裏付け、役に立つ、存在感のある監査部門(監査人)として経営層への説得力、発言力、影響力をどうつけるか、会社を動かす監査部門になるにはどうしたらよいのか、を考察し、実行する。
目標成果 �� 内部統制における「不作為リスク」の概念・定義および発生要因を整理する。
�� 問題認識後の「判断・対応・検証・是正」の各段階について、内部監査が着目すべき評価視点を整理する。
�� 実務事例や参加者の経験をもとに、不作為リスクが発生・長期化する要因を整理する。
�� 内部監査による不作為リスクの発見・評価・検証のための実務上の視点を整理する。
�� 研究成果を報告書等に取りまとめ、内部監査実務に活用できる考え方として共有する。
活動方法 原則として月1回程度の研究会を開催し、参加者による事例共有、文献・先行研究の検討、意見交換および研究テーマに関する討議を行う。 研究の進捗に応じて、以下のテーマを順次検討する。
  • 「不作為リスク」の定義・概念整理
  • 問題認識から対応・是正に至るプロセスの整理
  • 不作為が発生・継続する要因の検討
  • 内部統制およびGRCの観点からの評価方法の検討
  • 内部監査による発見・評価・検証方法の検討
  • 参加者の実務経験・事例を踏まえた検証
  • 研究成果の取りまとめ
参加者が持つ内部監査、内部統制、コンプライアンス、リスク管理等の実務経験を相互に共有し、理論と実務の両面から研究を進める。
備考 参加要件
  • 内部統制、内部監査、リスク管理、コンプライアンス、ガバナンス等の実務に関心を有する方。
  • 問題認識後の組織の判断・対応・検証・是正について、自らの経験や知見を共有し、参加者と議論できる方。
  • 研究会活動に継続的に参加し、研究成果の取りまとめに協力いただける方。
  • 「問題を認識したにもかかわらず必要な対応をしないこと」そのものを、内部統制上のリスクとして捉える視点に関心のある方。
既存研究にてございました
「組織風土が悪いから問題が起きる」という方向はすでに議論されておりますので、
「問題が認識された後の意思決定・対応・検証のプロセスそのものを評価する」
に焦点を当てたいと考えております。

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