過去に活動した研究会

研究会テーマ

研究会 No.23(2007年下期設置)
座長/伍井 和夫氏(東洋電機製造株式会社)
研究会テーマ
ビジネスリスク発見に至る要点を具体的に探る −自己研鑽のために−
直近の内部監査業界の話題であるJ-SOXへの対応方法を議論する様なアカデミックなテーマではなく、具体的、身近、切実なテーマです。
  1. 実際の監査活動で企業に存在するリスクを発見する、即ち、監査する際に、その要点、又は、監査の肝は何かを探ります。どんな場面で、どんな手段で、何を考えたら、ビジネスリスクを発見できるのか。
    良い監査、又は、良い監査指摘とは何かという事を併せて探ります。発見事項を良い監査勧告に結びつけ、如何に企業価値向上に貢献できるかついては、時間の許す限り議論していきます。次回の研究テーマとしても良いと思います。
  2. 経験ある内部監査人がその好事例や悪事例の情報を相互に交換することで、他の内部監査人の経験を自らの監査実務に生かすことができます。
    時間が許せば、今後増えるであろう経験の浅い新人内部監査人に対して、それらの情報からどのような指導が適切かを探ります。
  3. 内部監査人の活動に資する成果物<リスク発見の肝>を纏めます。
活動方針
  1. 各人が過去の監査勧告好事例−企業価値を高めた事例、事前にリスクを回避した事例等−を最低5個持ち寄ります。事例内容に関しては守秘義務誓約書により、研究内容の守秘をいただきます。しかし、万が一を考え、所属している企業との関係を考えて具体名は控えます。架空の会社で起った事例を以って説明し、その際、現実の部署名、帳票名、個人名等を記載しないこととします。
    なお、悪事例−勧告に失敗した事例、このように勧告すれば良かったと反省した事例−も出来れば、用意していただきます。
  2. 10名程度参加者を募り、50事例以上を原資料として説明いただきます。
  3. これらの事例を帰納法的に纏め、CIAの方々に還元できる成果物を作り、「月間監査研究」に掲載します。
活動方法
  1. 月1回開催 日本内部監査協会(京橋) 18:30〜20:00
  2. 初回は自己紹介と研究方法/纏めの方針を議論します。
  3. 2回目以降、各研究員の発表を中心として5回程度開催し、その後数回で事例集の纏めを行います。10ヶ月での成果物作成を目指します。
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