過去に活動した研究会

研究会テーマ

研究会 No.24 (2007年下期設置)
座長/高島 康裕氏(新日本有限責任監査法人)
FSFR(IIA基準と金融規制当局ガイドラインの比較研究)
座長/高島 康裕氏(新日本有限責任監査法人)
研究会テーマ
「内部監査の専門職的実施の国際基準及び実践要綱」と「金融規制当局ガイドライン」*の比較研究
(略称:IIA基準と金融規制当局ガイドラインの比較研究会)

*「金融規制当局ガイドライン」は、「金融検査マニュアル」(「預金等受入金融機関に係る検査マニュアル」)(内部監査・ガバナンス・内部統制関連項目中心)、「BIS内部監査ガイドライン」(「銀行の内部監査及び監督当局と監査人との関係」)、バーゼルII関連のペーパー等金融規制関連資料を指します。
目標成果
  1. 「国際基準及び実践要綱」と「金融規制当局ガイドライン(金融検査マニュアル、バーゼルのペーパー等)」を比較し、その対応関係を研究します。研究結果は最終的には表等に取りまとめます。
  2. 研究を通じ、参加者自身が関係する内部監査活動のIIA基準との関連を分析し、金融機関の内部監査活動の品質向上及びIIA基準の理解を深めることに貢献することを目標とします。
活動方法
  1. 原則として、月1回会合を開催します。時間帯・日程はメンバーと相談の上決定します。
  2. 初回は自己紹介と研究方法の方針について意見交換を行います。 また、担当割について議論します。
  3. 検討チームはアプローチの種類に応じ大きく分けて2つのグループに分かれます。第一のアプローチは、ガバナンス態勢(含む内部監査態勢)全般にかかる切り口から検討を進めます。第二のアプローチは、各種リスクカテゴリーを切り口とし、そのリスクカテゴリーにかかる内部統制関連項目について検討を進めます。リスクカテゴリーは、法令等遵守管理態勢、統合的リスク管理態勢、信用リスク管理態勢、市場リスク管理態勢、オペレーショナルリスク管理態勢等です。
メンバー募集
終了しました。
IIA国際基準と「金融円滑化管理態勢」にかかる内部監査に関する関係解釈の研究(FSFR分科会)
座長/高島 康裕氏(新日本有限責任監査法人)
研究会テーマ
新法の成立に合わせて、新しい項目に位置づけられた「金融円滑化編(チェックリスト)」(新しい金融検査マニュアル)に関し、内部管理態勢をモニタリング・検証する立場から、実務で行われるリスクアセスメントや各種チェックポイント等とIIA国際基準(日本内部監査協会内部監査基準も含める)、実践要綱、並びに内部監査品質評価ガイド等を踏まえた、情報・伝達・報告等に関する重要項目について考察し、その適切性・整合性について関係解釈を加え、実務の有効性について研究します。品質評価マニュアルの云う(わが国のガバナンス制度を考慮した)内部監査部門長の2つの報告経路−すなわち、「アドミニストラティブ・レポーティングライン」と「ファンクショナル・レポーティングライン」を考慮し、「金融円滑化管理責任者」の設置と実際の機能を踏まえて、「内部監査部門長」が所管するリスクベース監査(監査範囲、報告方法)及びその責任範囲と継続的なモニタリング手法、並びにPDCAサイクルを考慮した内部監査プログラムの内容にも検討を加えます。
目標成果
参加者のIIA国際基準(日本内部監査協会内部監査基準を含む)に対する理解の向上及び参加者が所属する銀行等が行う内部監査の品質向上に資することを目標とします。
メンバー募集
原則CIAの資格を有する銀行員の方を募集します。遠隔地から参加希望があった場合は、状況によってはメールやファックス等で参加可能な体制を整備することも検討します。
月1回会合を行うことを想定しています。日程は毎会合時にメンバーと相談のうえ次回日時を決定する方式とします。
FSFRはthe Forum for Standards and Financial Regulation の略称。

ページTOP