過去に活動した研究会

研究会テーマ

中部研究会 No.3
座長:浅沼 宏和氏(浅沼会計事務所所長 (有)TMAコンサルティング代表取締役)
研究会テーマ
内部統制とリスクマネジメントの概念整理
目標成果
本研究会では内部統制とリスクマネジメントの基礎概念やその背景について企業の内部監査担当者の手引きとなるような整理を行いたい。特にCIA等の専門家のみならず初心者にとって理解の一助となるようなレポート作成を想定している。
内部統制実務が本格化しようとしているこの時期にこそ現在の制度・フレームワークの成り立ちや経緯についてあらためて理解を深める必要があると思われる。また内部統制をリスクマネジメントと統合ないし一体的に活用することのメリットについて共通認識ができつつあり、この点からの整理も必要と考える。
したがって本研究会では新たな監査ツールや実務手順の開発を目指すのではなく内部統制とリスクマネジメントの関係性について広く制度史的なサーベイランスと概念整理を行いたい。
本研究における主な個別論点は以下のとおりである。
・ COSOの内部統制フレームワークの成立背景、概要
・ COSOの影響を受けた各国の内部統制フレームワーク
・ COSO・SOX法の日本への展開(J-SOX法、公認会計士監査等)
・ リスクマネジメント・フレームワーク(COSO、経済産業省等)
これら交錯する個別論点についてできる限り簡明な整理を行い、最終的に内部監査実務担当者にとって有益な報告書にまとめたい。またストレッチ目標として『月刊監査研究』その他の会計系専門誌での発表も視野に入れたい。
活動方法
・ 定例会を原則毎月1回開催する。期間は本年9月より翌年8月までとする(12回)。
・ 日時、場所等は話し合いによって調整する。
・ 定例会以外にメール等も十分活用する。
・ 定例会ではテーマを決めてレジュメ及び文献の読みあわせを行い討論する。
・ 具体的アプローチについてはメンバー間の話し合いにより柔軟に対応する。
・ メンバー間の議論を促進すべく共通テキスト(参考書)の採用を考えている。
メンバー募集
終了しました

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