地区 |
東京 |
研究会名 |
第12期ERM研究会 |
座長 |
吉野 太郎氏(前東京ガス株式会社) |
研究会テーマ |
COSO『コンプライアンスリスクマネジメント:COSO ERMフレームワークの適用』の内部監査での活用方法 |
研究内容 |
- COSO-ERM(改訂版COSO全社的リスクマネジメト)から、コンプライアンスリスクを監査する際の視点・着眼点と質問事項を読み取ることを通して、COSO-ERMをコンプライアンスリスクに対する内部監査の実務で活用する方法を研究する。
- 研究に際しては、COSO(トレッドウェイ委員会支援組織委員会)が公表したガイダンスである『コンプライアンスリスクマネジメント:COSO ERMフレームワークの適用』を参照する。
- 同ガイダンスは、COSO-ERMを米国で広く認められたコンプライアンスと倫理のプログラムのフレームワークと連携させそれぞれの基礎となる概念を統合することにより、コンプライアンスリスクの識別、評価および管理に適用することを目的としたガイダンスである。同ガイダンスは2020年11月に公表され、その後公益財団法人日本内部監査研究所が邦訳し2022年6月に、邦訳が日本内部監査協会協会のホームページ上で公開されている。
- 同ガイダンスは、米国のコンプライアンスと倫理のプログラムのフレームワークを対象としたものであるが、米国特有の事項を参照している箇所は僅かであり、多くはわが国企業にも当てはまるものである。そのため、わが国企業の実態に即した内部監査に十分活用できる。
- なお、当研究会(a3 第11期ERM研究会)は、2022年10月に、「『COSO全社的リスクマネジメント 事例解説篇』の内部監査での活用事例 〜20の原則の内部監査での81の視点・着眼点と確認事項〜」を協会HP上で公表する予定であるが、今回はそれに続くものである。
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研究の進め方 |
- わが国企業の内部監査でコンプライアンスリスクを監査する際の視点・着眼点と質問事項を整理した実務に役立つ報告書を作成すること。結果は日本内部監査協会のホームページ上で公表する。
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活動方法 |
- 例会は毎月1回、18:30〜20:00にオンライン開催。
- 2022年11月開始(予定)、2023年11月終了(予定)、計12回開催予定。
- 2023年8月に対面とオンラインのハイブリット型の合宿を開催し、報告書を取りまとめる。なお、対面での合宿については新型コロナウイルス感染の状況により日帰りか宿泊かを検討する。
- 新型コロナウイルス感染拡大が収まり、日本内部監査協会が会議室使用を容認した場合には、対面とオンラインのハイブリット開催を検討する。
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備考 |
参加要件
- ERM(全社的リスクマネジメント)にご関心のある方であれば、内部監査の経験期間を問わずどなたでも歓迎します。また業種、国籍(ただし日本語が話せること)は問いません。
- 全員が作業を分担して所定の報告用紙により報告していただきます。提出された各人の報告用紙をもとに座長が報告書を取りまとめます。
- 内部監査の実務で活用することを目的としており、同ガイダンスの内容をアカデミックに研究することは目的としません。
- 異業種交流的なアットホームな雰囲気の会ですので、初めての方でもお気遣いされる心配はありません。気楽にご参加ください。
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