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CIAフォーラム研究会
GRC a14
地区 | 東京 |
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研究会名 | 激変する外部環境に内部監査は追いついていけるのか?研究会 |
座長 | 高山 朗氏(三井物産株式会社) |
テーマ |
"地球温暖化"など環境問題に起因する異常気象による被害が甚大化し、二酸化炭素の削減や、脱化石燃料の動きは産業界における現実的な課題となっている。東日本大震災などの災害も想定外の整理では済まされなくなってきている。自然災害のみならず、Brexitやトランプ政権など、政治などの分野でも過去の経験則を越えた変化を見せ、経済界に予想もつかぬ影響をもたらしている。 このように企業を取り巻く外部環境は、速度、影響度、また変動要因の数など、いずれの面においても、以前には想像も出来ぬほど"激動"していると言って過言ではないが、従来の内部監査の手法は、これらの変化や、それに伴う企業内への影響を適切に評価出来ているのだろうか? 例えば、IT分野では、AI技術が目覚ましく発展し、自動車の自動運転化など影響は産業のみならず、雇用や働き方など社会全般に大きく広がり、インターネットは既に社会に必須基盤となっている。かつてはマスメディアだけが独占していた情報発信能力を個人がSNSによって持ち得るようになり、その結果、いわゆる"バイトテロ"が外食チェーンに引き起こしたような甚大な被害は、以前には想像も出来なかったが、これをリスクとして事前に適時・的確に評価するには、現在の内部監査の手法はJSOXなども含め、いささか定型化・形式化され過ぎてはいないか? 当研究会では、激動する外部環境が、現在の内部監査に与える影響につき、自由に論じてみたい。 |
目標成果 | 従来の経験則を超える外部環境の変化には、どのようなものがあり、また企業にどのような影響を及ぼす可能性があるのか、リスクの観点より分類・分析する。また、現在の内部統制のフレームワークや内部監査の手法が、それら激変する外部環境とそのリスクに対して適切に対応出来ているかどうかを検証する。 |
活動方法 | ミーティングを毎月1回開催予定。メンバー間で実例を中心とした意見交換を中心とした活動を行う。 |
備考 |