CIAフォーラム研究会

GRC a16

地区 東京
研究会名 「IPO準備企業のガバナンスと内部統制の進め方」についての研究会
座長 塩見 之郎氏
テーマ ここ数年、IPOを目指す企業は増加傾向にある。国全体がベンチャー企業を支援しようという雰囲気になっており、投資会社や事業会社も積極的にベンチャー企業へ資金を提供してきている。 一方で、企業の不正が多くなっており、上場審査は厳しくなっている傾向がある。上場申請後に承認に至らなかった理由としては、法令の遵守体制、業務上必要とされる管理体制、オーナー経営者に対する牽制体制の構築が不十分であるなど、ガバナンスや内部統制の審査基準を満たさなかったことがあげられているケースもある。 ガバナンス体制、内部統制体制の構築の担い手となる監査をどのように効率的かつ効果的に実施するかは、IPOを目指す企業にとって非常に重要な事項である。 IPOに関わっている企業の内部監査人、監査等、取締役、証券会社、監査法人等の主な関係者が各々の視点を持って、ガバナンスや内部統制の構築、運用における勘所を明らかしていくことは、わが国日本の新たな企業の発展につながると考えている。 加えて、本テーマを実践的に追求していく過程で、新たなガバナンスや内部統制のあり方を模索していくことを目指したい。
目標成果
  • 各々の立場にいる異質なメンバーが本テーマを実践的な視点でどうすべきかを考え同時並行的にIPO準備企業に実行していただくことを志向している。IPO準備企業に対して何かしらの貢献ができることを目指している。
  • また、本活動の成果があげられれば、報告書あるいは出版にまとめることもメンバーで検討したいと考えている。
活動方法
  • 月1回のオンラインミーティング
  • 当面は、自己紹介を含め各メンバーが関わっているIPO準備企業に対する課題やその解決の方向などを各自発表していただき、議論していく予定である。
  • IPO準備企業を支援している関係者をゲストスピーカーとしてお招きし、ディスカッションすることも考えている。
  • その過程で、具体的な活動の方針や計画をメンバーと検討していく。
備考 参加要件
  • 概ねIPO直前前期(N-2)から2年以内ぐらいにIPOを実現した企業の内部監査人、監査等、取締役、管理部門や営業/開発/生産等の部門の社員
  • IPOを支援している証券会社、監査法人、会計士、弁護士等の関係者
  • IPO準備企業に投資している株主(投資会社、事業会社等)の関係者

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