CIAフォーラム研究会

監査実務監査手法 e17

地区 大阪
研究会名 リスク管理モニタリング研究会
座長 八槇 博和氏
テーマ 当研究会は、不正や不祥事を防止、抑止するための効果的、効率的なモニタリング施策 について研究を進めている。これまでの研究内容は、「リスク対応文化の醸成とモニタリン グの強化」及び「ICTの有効活用による継続的モニタリングについて-CAATの実践的研究 -」に掲載している。その後は、CAATの活用手段をEXCELからCAAT専用ツールへと広 げ、モニタリングの強化に関する研究を深めてきている。
研究会の特徴は、「ICTによるモ ニタリング施策」の研究にあり、対象は会計データに留まらず、入退館ログ、メール、PC 操作履歴等従業者の行動履歴との関連で不正行動をモニタリングし、アラートを発信する デジタルデータの有効活用にある。企業不正等の発生時に役員から「情報が届いていなか った」との弁解を聞くことがあるが、ガバナンスが有効に作用しない状況であっても、洗練 されたモニタリング施策を企業が整備し、見てみぬ振りのできない環境を整えることが大 切だと認識している。併せて、モニタリング手法の高度化による監査の内容及び質の変化 (ex.経営への貢献等)についても、研究会で議論する。
目標成果 企業不正や経営破綻事例を分析し、具体的かつ適切なモニタリング方法をメンバー間で 研究していきます。約2年をメドに成果物を作成していく予定です。
活動方法
  • 原則として月1回の会合を持ち、事例研究や情報等を持ち寄り、ディスカッションを行う予定です。
  • 具体的な毎回の検討内容は、適宜メンバーで協議して進めて行く予定です。
  • 毎回、担当持ち回りで簡単な議事録を作成しています。
備考 原則として毎回出席が可能な方で積極的に活動に参加していただける方であれば、知識、 経験、所属部門、業種・業態を問いません。尚、事前に研究会が作成した成果物を確認くだ さい。

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