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CIAフォーラム研究会
キャリア開発 h4
地区 | 東京 |
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研究会名 | 若手内部監査人のキャリア開発に関する研究会(U-40研究会) |
座長 | 内藤 拓 氏(富士通株式会社) |
研究内容 |
○経緯 世界では「内部監査は経営層への登竜門」と言われることもある。一方で日本では「キャリアの最終地点」と呼ばれる事も多く、若い内部監査人が少ない状況である*1。この理由として、日本の内部監査は内部監査の専門性よりも、会社での経験を基にした監査を実施することを求められてきたためである。 近年ではジョブ型の会社も増えた事により20代/30代で内部監査部門に希望する人や、一部の会社ではあるが新卒で内部監査人を採用する会社も表れてきている。しかし前述のように日本では若手・中堅の監査人が少ないこともあり、これらの若手・中堅の監査人がキャリアを考えるためのロールモデルが日本にはあまり存在せず、また内部監査人の集まりでも「監査以外の多種多様な経歴がないと良い監査はできない」などの様に暗に若手・中堅の内部監査人を経歴で否定する人も多く存在しており、若手・中堅の監査人が萎縮せずに考えを話せる場が少ないことが課題となっている。 ○趣旨・目的 監査部門の中での若手監査人のプレゼンス向上やキャリア検討のために、若手の内部監査人が集まる場を作り、各社の事例共有や良事例の調査をする場とする。 また、ここでの参加を契機に他のCIAフォーラム研究会への参加のハードルを低くすることも目的とする。 ○補足 *1 放送大学「現代の内部監査'22」の第15回講義の資料によると、2015年に行われた内部監査人の年齢区分の調査において、世界平均で40歳未満が男性では45%、女性は53%に対し、日本では40歳未満が男性で7%、女性で28%となっている。 |
目標成果 | 40歳未満の日本の内部監査人のキャリアパスのロールモデルを作る |
活動方法 | 月に1回オンラインで集まり、最初は各社の事例共有や、各種資料(内部監査推進全国大会や月刊監査研究など)を基に若手監査人がいる会社へのインタビューなどを行い、どのように各社でプレゼンス向上やキャリアの検討をしているかを調査する。 |
備考 |
参加要件
自由意見欄
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