CIAフォーラム研究会

キャリア開発 h5

地区 東京
研究会名 内部監査アカデミック・アライアンス研究会(IAAA研究会)
座長 池田 泰三氏(アッドサイト合同会社 代表社員 CEO)
テーマ 【Internal Audit Academic Allianceとは】
「Internal Audit Academic Alliance(内部監査アカデミック・アライアンス)」とは、内部監査人協会(The IIA)と内部監査財団(Internal Audit Foundation)が設立した学術パートナーシップ・プログラムです。従来のIAEP(Internal Auditing Education Partnership)とIAAP(Internal Audit Awareness Program)を統合・発展させたもので、大学・大学院を公式に認定・推薦し、学生に内部監査の専門職としてのキャリア形成の機会を提供するとともに、内部監査の人財パイプラインを強化します。
アカデミック・アライアンスには5段階の認定レベル(Academic Affiliate、Principles Level、Foundation Level、Comprehensive Level、Center for Excellence)が設定されており、各大学の内部監査教育の成熟度に応じた認定が行われています。
<参考資料>
(原文)Internal Auditor誌(2023年10月号)「Training Tomorrow's Internal Auditor」
(翻訳)月刊監査研究(2024年4月号)「明日の内部監査人を育成する」
(IIA公表)Academic Alliance Program Guidelines and Operating Framework
(IIA公表)Academic Alliance Brochure

【活動目的】
アカデミック・アライアンスは、内部監査の専門職を育成するための質の高い学術パートナーシップ・プログラムです。本研究会の活動を通じて、日本の大学・大学院へ導入する意義・必要性について、日本の内部監査業界に広く理解して頂いた上で、内部監査の専門職の人財パイプラインを強化する狙いがあります。
アカデミック・アライアンスの導入には日本内部監査協会の支援が必須であり、本研究会は同協会と緊密に連携しながら、日本の教育環境や大学制度に適したアカデミック・アライアンスの導入モデルを構築することを目指します。これによって、学生・大学・企業の三者それぞれにメリットをもたらすプログラムの実現を図ります。
また、アカデミック・アライアンスの5段階の認定レベルを活用し、日本の大学がまずAcademic AffiliateまたはPrinciples Levelから段階的に参画できるロードマップを提示することで、導入のハードルを下げ、より多くの大学の参画を促進します。

【背景(問題認識)】
現在、内部監査業界では、内部監査人の高齢化や人財不足という課題に直面しています。特に北米やアジア太平洋地域では50歳以上の実務者が内部監査従事者の4割以上を占め、若手人財の確保・育成が急務となっています(2022年内部監査財団「Internal Audit:Global View」)。
こうした課題に対応するため、IIAは従来のIAEP及びIAAPを統合し、アカデミック・アライアンスとして発展的に改編しました。アカデミック・アライアンスは、大学と内部監査専門職の連携を5段階の認定レベルで体系化し、各大学の状況に応じた柔軟な参画を可能にしています。世界各国でアカデミック・アライアンスへの移行が進む中、日本でもこの取り組みを早急に進め、内部監査の専門職としての未来を築くべき時が来ています。
目標成果
  1. 日本の大学・大学院で活用可能なアカデミック・アライアンスの教材を開発すること
    → Global Model Internal Audit Curriculumに基づく主要科目「内部監査の原則(Principles of Internal Auditing)」の日本語カリキュラムを参考にした教材の作成
  2. 研究会メンバーが内部監査教育の専門家として成長するための相互研鑽の場を提供すること
    → アカデミック・アライアンスの各5段階の認定レベル・科目に対応できる講師陣の育成・輩出
  3. 研究成果の発表
    → 研究開始から1年後を目途に、活動内容を発表(CIAフォーラム全体会議/会員向け研修(IIA監査情報解説コース)等)
    →研究開始から2年後を目途に、「月刊監査研究」への最初の成果を発表
【その他】
  • カデミック・アライアンスの導入に向けた調査・研究
  • カデミック・アライアンスの各5段階の認定レベルを踏まえた科目の検討
  • 日本内部監査協会と大学との協力体制構築上の論点整理
活動方法 【開催日時】
原則月1回(原則オンライン形式)
原則第二週目の月曜日 19:00-20:50(50分×2コマ:休憩10分)
会場形式の場合には、日程を調整の上、日本内部監査協会東京本部会議室を使用
(※状況に応じてハイブリッド形式も採用)

【活動内容】
  1. Global Model Internal Audit Curriculumを参考に、日本の大学・大学院で活用可能なアカデミック・アライアンス・プログラムおよび教材を日本語で開発
  2. 研究会メンバーが内部監査教育の専門家・講師として活動
  3. 研究成果を発表
    → 研究開始から1年後を目途に、活動内容を発表(CIAフォーラム全体会議/会員向け研修(IIA監査情報解説コース)等)
    →研究開始から2年後を目途に、「月刊監査研究」への最初の成果を発表

【活動想定期間】
初期フェーズとして2年間の活動を予定し、その後の継続については成果と状況を踏まえて検討
備考 ※現在は、募集を中止しております。
以下は、募集時の記載内容となります。


以下の条件を満たす方を歓迎します。
  • (1) グローバル内部監査基準(GIAS)に精通している方
  • (2) 内部監査の実務経験と内部監査の品質評価の経験をお持ちの方
  • (3) 内部監査人の人財育成に情熱をお持ちの方
  • (4) 内部監査関連の講演・研修・セミナーなどで講師経験をお持ちの方
  • (5) 大学・大学院でアカデミック・アライアンスが導入された際に、講師として貢献する意欲をお持ちの方
さらに、以下の方も歓迎いたします。
  • 大学教育や人材育成プログラムの設計・運営経験がある方
  • 英語力があり、IIAの海外文献や関係者とコミュニケーションができる方
  • 学生にとって:
    内部監査のグローバルスタンダードの知識・スキルを習得することで、キャリア機会が拡大する。CIAR資格の取得への道が開かれる。
  • 大学にとって:
    IIAによる公式認定・推薦を受けることで教育の質向上、ブランド価値向上、企業との連携強化、就職率向上が期待される。Internal Audit Foundationからの助成金申請の資格も得られる。
  • 企業にとって:
    高い専門性を持った内部監査人財の採用機会の拡大、ガバナンス・リスク管理の強化につながる。
  • 内部監査業界全体:
    人財パイプラインの強化、業界全体の品質・信頼性の向上

一覧に戻る